どうも、先輩です。
皆さんはREGAL VINTAGE(リーガル ヴィンテージ)をご存知だろうか。
リーガルのことはもちろんご存知かと思うが、リーガルヴィンテージのことはあまり知られていない気がする。
というのも、リーガルヴィンテージは、2021年の伊勢丹靴博にて初登場したプロジェクト企画品で、通常販売されていないものだからだ。
記事にもある通り、リーガルヴィンテージはリーガル社内にある古靴(デッドストックやオーダーのサンプル品等?)を集め、ソール交換や内装をリフレッシュし、新たな商品として販売するといったもの。
SDGやサステナビリティといった、時代の潮流にマッチしたプロジェクトだ。
このリーガルヴィンテージ、2022年の靴博でも登場したが、2023年には登場しておらず、その点からもあまり認知度は高くないのではないかと思う。(ちなみに2023年は靴博からレザー博に名前が変わった。)
私が革靴にハマり出したのが、2022年の靴博の前あたり。後輩から靴博の存在を教えてもらい、せっかくなら初めての本格革靴をそこで購入してみたいと思い足を運んでみたのがリーガルヴィンテージとの出会いだった。
靴博参戦前の後輩とのやりとり。具体的な目当ては特になかった。 |
リーガル推しの後輩だが、リーガルヴィンテージのことは知らなかった。 |
そしてその靴博で購入した靴が、タイトルにもある通り、リーガルヴィンテージのウイングチップコードバン。(「いきなりコードバンは…」と言っていたのはどこのどいつ…?)
コードバンと分かる艶。古靴なので、すでにシワが入っている。 |
リーガルらしいロングウイング。 |
ソールはダブルソールにウェルトはストームウェルト。雨の日に履かないコードバンにはいらないんじゃないかと思うほどの堅牢な作り。
レザーソールにVibramのハーフラバー。 |
ソールを見ると、古靴をリメイクしたというのがよく分かる。一度オールソールしているらしい。
踵はこんな感じ |
この靴、2022年の靴博の記事でも掲載されており、目玉商品だった。
試着した際、サイズが24.5cm、ウィズがEEで私には少し大きめであったが、当時の私は自分の革靴の適正サイズをまだ把握できておらず、そこまで違和感は感じていなかった。
靴博ならではの一点ものであり、リーガルヴィンテージという珍しさ、そしてコードバンの美しさに私は惹かれてしまった。
私が試着中に、前に試着していたであろうイケおじが戻ってきて、「それ良いよね〜。」とアツい眼差しを向けていたが、そんな眼差しを傍に、予算オーバだったが購入に踏み切った。(その後、そのイケおじは別のコードバンを探していた。こんな革靴初心者の手に渡りすみません…)
品番はおそらく製造時のまま。詳細分かる有識者の方がいましたらコメントください! |
中敷にはREGAL VINTAGEと「Repaired in Japan」の文字。 |
中敷の「REGAL VINTAGE」という文字が、単なる中古靴ではなく、古靴に付加価値を持たせているということを実感させられる。
店員さんにもっとこの靴の蘊蓄を聞いておけばよかったなと後悔しているが、この靴は20年以上前の靴をリメイクしたものらしい。私は、ヴィンテージという響きに弱く、20年以上も前の靴がこんなにも綺麗な状態で残っているということに感動した。
今思うと、羽根が閉じてしまいサイズが大きいなと感じるが、この靴は私にとって初めての本格革靴なので、大切に履き続けていきたいと思う。
後輩のひとこと
「コードバン、しかもウイングチップはツウのセレクトですね。でも機を逃さず行ったのは正解でしたね!」
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