妻のヒールを磨いてみた。

先日玄関の靴棚を眺めていてふと妻の靴に目が留まりました。

これまで女性の靴をまじまじとみたことがなかったのですがよくみるとこれも革じゃんと。

これ

パンプスじゃなくて、ヒール？

女性用の靴の種類をよく分かってなかったので妻に聞くとヒールとのこと。

「これ、磨いたら綺麗になりそうだけどやってみても良い？」と聞くと「え、磨いてくれるなら是非」と。

以前靴磨き用に「ストッキングが欲しい」と伝えたときは引かれましたが、もう妻には私が革靴好きなことは理解してもらえてます(とてもありがたいことです)。

そんなわけで、今回は何も疑わずヒールを私に託してくれました。

今回磨くヒールは、ダイアナというブランドのもの。妻はこのダイアナの靴を数足持っており、好んで履いてます。私はあまり詳しくないですがメイドインジャパンと書いてあり、日本のブランドみたいですね。紳士靴で言うリーガル的なポジションなのかもしれません(違ってたらすみません)。

細かくみてみると、ところどころスレや剥がれがあります。

一部革がめくれてますね。

これは磨きがいがあります。

革は牛革なのでしょうか。触ってみると薄く柔らかいので山羊革とかかもしれません。

先輩には革の種類を識別する能力はないので、とりあえず自分の靴と同じようにいつもどおり磨きました。

使ったのはツーフェイスローション、モウブレイのデリケートクリーム、ブートブラックのクリームというシンプルなものです。

妻に「テカテカにもできるけどどうする？」と聞くと「マット感が気に入ってるからあまりテカテカにはしたくない」とのこと。

オーダーどおり、ワックスは使わず乳化性クリームのみにとどめることにしました。

磨いたものがこちら。

ソールもきれいに。

革のめくれは今回手をつけられませんでしたが普段磨かれていない靴を手入れするとやはり見違えますね。

妻にビフォーアフターの写真を見せるとこんなに変わるのと結構驚いてました笑

手持ちのバーガンディーのクリームがちょうど良い感じにマッチしており自然な形に仕上げることができました。

最近は革靴を増やしすぎて妻の目も気になるので、たまにはこうして妻の靴を磨いてみたりすると多めにみてくれるかもしれません…笑

ゆくゆくは妻も革靴好きになってくれたらなと思ったりもしますがまあ押し付けは良くないので…

今度スーツを着る機会があると妻が言っていたので、次は黒のパンプスかなぁ。

皆さんもご家族の靴を磨いてみると喜ばれると思うので是非家族サービスしてみてください！

後輩のひとこと

「ヒールは男物と全然磨き方の勝手が違いそうですね。それにしても、良いヒールをお持ちですね。お気に入りのヒールがある、というだけで靴好きのポテンシャルがあると思います！まだブーツ間に合います！」