オーストラリアで購入した「コアラビ」が結構良かった件。

2025年8月11日月曜日

コアラビ サンダル スエード 靴紹介 先輩

コアラビ 

どうも、先輩です。


(毎回言っている気がしますが)とてもとても久しぶりの更新となってしまいました…

前回の更新が3月頭なので5ヶ月ぶりの更新です。

その間、実は紹介したい靴が何足かあったのですが、中々記事にする時間がなく…


と言い訳はさておき、今回紹介する靴はタイトルにもあるとおり、何とオーストラリアで購入しました。GWに妻と二人でオーストラリアのケアンズに行っていたのです。


ケアンズはオーストラリアの北東部にある熱帯気候の都市で、成田からジェットスターの直行便で7時間程で行けます。時差も1時間しかなく海外の中では比較的行きやすいのかなと思います。


ケアンズに行くことは妻と二人で決めたのですが、いざ行くと決まったら革靴ブロガーとしては何かネタはないかという目線に…


それで靴にまつわるネタがないか調べていると、ケアンズというかオーストラリアではシープスキン(羊革)を使ったムートンブーツが有名らしいです。

で、そういったシープスキンを使ったムートンブーツのことをオーストラリアでは「UGG」と呼ぶらしいです。生まれたのは1920年代頃とのこと。ん?UGGって前に後輩がこの記事で紹介していたあのUGG?オーストラリアのブランドだったのか…

と疑問に思い調べてみると、UGG(真ん中の「G」がデカいあの「UGG」)は、1970年代にアメリカでもムートンブーツが流行ったのをきっかけ設立された米国のブランドで、本場オーストラリアとは無関係とのこと(設立したのは在米オーストラリア人らしいですが。)

一方のオーストラリアでは、UGGはブランドというより「ジーパン」みたいな総称として使われているので、豪州国内にはUGGブーツを製造するメーカー・ブランドが複数存在しています。

アメリカのUGGは「UGG®️」として商標登録しているため、オーストラリアの古参UGGブーツメーカーに対して商標権侵害の訴訟を起こしたりと色々あったみたい。

どちらが本物のUGGなのかは立場によりけりですね。(裁判は米国が勝訴したそうですが。)

ただ、米国のUGG®️の多くは中国製である一方で、オーストラリアのUGGは「made in Australia」で素材も国内のものを使っているとのこと。

発祥の文脈からも、個人的にはオーストラリア産のUGGに興味を惹かれます。


というわけで前置きが長くなりましたが、早速ケアンズでオーストラリア産のUGGが買えるお店をリサーチ。

すると、泊まるホテルの徒歩5分圏内に3店舗もありました(笑)



これは行くしかない。

で、ケアンズに到着しホテルのチェックインを済ましてから街をぶらついていると…


調べずともUGGに出くわしました(笑)

やはりアメリカのUGGとは若干字体が違いますね。


こちらはAustralian UGG by Giftopia さん。


早速中に入ると、ブーツの他にサンダルもたくさん。

正直ムートンブーツは妻に合いそうだなくらいに思っていて個人的にはそこまで欲しいとは思っていなかったので、私はサンダルの方に興味津々。ケアンズは暑いですし。

そして並ぶサンダルにものすごい既視感が。

そのサンダルがこちら。


コアラビ



ほぼビルケンのボストンじゃん・・・

この形のサンダルはクロッグ(サボ)というらしく、元々農家や工場で使う安全靴の文脈で生まれた形らしいですが、ファッションへの火付け役としてはビルケンシュトックのボストンというイメージがあります。(クロックスとかもですかね。)

折角なのでビルケンシュトックについても調べてみたら、ルーツは17世紀からあるみたいですね。そんなに古い歴史があるとは知らなかった…

UGGの話だったのに話があっちこっちに行ってすみません…(笑)

肝心のこのサンダルですが、「Koalabi Australia」というブランドのものです。
オーストラリアらしい可愛い名前ですね。
アッパーには豪州産のシープレザーを使い、フットベッドのボアも本物の羊の毛とのこと。
もちろんメイドインオーストラリア。

このサンダルもUGGと呼ぶのかよく分かりませんが、試着させてもらったところ、ボアがふかふかでめちゃくちゃ気持ち良いです。もうファーストインプレッションで欲しくなりました。

ボア無しもあったのでそれとも迷いましたが、ボアありの方が珍しそうだし夏でも履けなくはないだろうと思いボアありのものを購入。

ちなみに店員さんは日本人だったので色々と助かりました。

泊まったホテルで撮影

色はチョコレート。サイズは9。

シープスエードとバックルの質感が良い感じ。

ボアはふわふわ!

これですよ。


コルクはビルケンとほぼ変わらないですかね。

ビルケンと同じ位置にブランドロゴがあります(笑)

ソールもビルケンに似ています。


履いてみるとこんな感じ。

遠目に見たらもはやビルケン…笑


ちなみに妻も思いの外気に入ったようで色違いを購入(笑)

サイズはワンサイズ小さい8。

色はオリーブ。








しばらく履いて思ったのは、 

・すぐ履けるので玄関に置いておくとこればっかり履いてしまう。ちょっとした散歩や買い物に最適
・履き心地は今のところ良好
・ボアは履いていくうちに若干へたってきた
・やはり真夏にボアは暑い


という感じです。

ボアが暑い件ですが、素足よりも靴下を履いた方がむしろ快適な気がします。(こうなると素足でサラッと履けるサンダルが別で欲しくなりますが。)





ただ寒い季節もそこそこ履けそうなので通常のサンダルよりも長い期間履けるのは良い点ですね。職場で履くのもありです。

また妻の方は結構ボアの毛が抜けたりへたりやすかったりと、天然素材で職人の手作業のためか結構個体差はありそうです。私の方はあまり気になりませんでしたが。

価格は119オーストラリアドルでレートが1ドル=約98円だったので約11,500円でした。ビルケンと比較するとかなりお手頃です。

やはりこの手のサンダルがあると何かと便利ですね。

日本国内では中々流通していなさそうなので、オーストラリアに行く機会があったら試してみてはどうでしょうか。

後輩のひとこと
「コアラビのサンダル、私もめっちゃ欲しいです。
シープレザーにシーファーなんて贅沢ですね。
サンダルだけどファーが付いて、現地の人はどう履いているのか気になります。
長く履いて欲しいですが、履き倒しちゃってください!!!」



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