今回はREGAL 2504NAを紹介します。
REGALの中でも品番で呼ばれるほど有名なこの靴。
リーガルといえば2504
ガラスレザーといえば2504
プレーントウといえば2504
色々言い方があります。
結果的には、この靴は私にはあまり足型が合いませんでした。
この靴を購入してから5年ほど足を痛めつつ履き続け、遂に昨年、履くことを断念して、押入で保管することにしました。
靴自体はまだまだ履ける状態で、久しぶりに取り出して写真を撮りました。
ガラスレザーのこのギラツキ
これは私愛用のドライヤー「NOBBY NB2504」
美容室専売モデルですがAmazonで買えます。
アメリカンなラウンドトウ。
主に仕事用に履いていました。
お見苦しいですが、右足の外くるぶしには格闘の跡が…。
靴紐をキュッと締めればもう少し見栄えがするのですがお許しください。
2504のナンバー。
旧リーガルロゴ。
白く見えるのがキャンパスライニング。
ガラスレザーのアッパーはよく亀裂が生じますが、5年間履いて、雨に履かれる機会も多かったのですが、なんとか持ちました。
ウェルトは防水性の高いストームウェルトですが、雨の後のお手入れを怠ったために、ひび割れが出来ています。ケアをキチンとすれば防げるかもしれません。
ソールはもっと丈夫です。
ヒール(ブロックヒール)は一度交換しましたが、ソールは本当に削れないです。
パターンの無いリーガルの昔からのソールですが、滑ることもあまり無かったかと思います。
踵の内くるぶしはこすれて白い化粧部分が露出するので、黒の靴クリームやシューグーで消す必要がありました。
見た目の部分では使い続けるのにこれが一番ネックになりましたね。
〜履き心地について〜
昔のリーガルらしい?硬めの履き心地かと思います。
特にくるぶし部分とソールが、最初硬いと感じるのではないでしょうか。
ですが履き慣れれば問題無いかと思います。
〜サイズについて〜
サイズは23.5です。
私はシェットランドフォックスのインバネスを始め、リーガル系を24cmを履くことが多いです。
2504の23.5は爪先、特に小指が当たって苦しみました。(くるぶしも当初靴擦れしていましたが、こちらは履き慣れました。)
自分なりに原因は、2504の踵が大きく足が前すべりしてしまうために、爪先が靴に当たってしまうのだと分析しています。
確かなことは分かりませんが、23だとさすがに全長が足りず、24だと横幅、踵がブカブカになるのでは、と考えていますので、23.5というサイズ選択は悪くないと考えています。
靴紐を強く締めて履いてみることもしましたが、改善せず、足に合わなかったということだと思います。
これは2504がリーガルのベストセラーであり、昔からのラストを使っていることを考えれば、今の私の足に合わなくても仕方ないのかもしれません。
〜04NRについて〜
2504を現代版にリニューアルした「04NR」というモデルがありました。かつて販売され、今はもう廃盤になっています。
こちらのラストはソールを見ただけでも、相当現代風なラストになっているなという印象があります。
レザーもガラスレザーではなく、よりソフトなレザーを使っているようです。
時々私は、2504の現代版として登場し、2504より先に終売となったこのモデルのことを考え、リーガルのこの時の苦渋の決断に思いを馳せます。
ですがこの靴を買っておけばよかった、と後悔する資格など私には無いのですね。
後悔するくらいならきちんと購入するべきだったんですね。
以上、2504について私のありのままの感想になりましたが、足に合うか試してみる価値はあるかと思います。
ガラスレザーは確かに細部にケチがつくかもしれませんが、日常では細部を見る人なんてほとんどいないのですから、全体を見たときに格好良いかどうか、も大事だと思います。
きちんと手入れされたガラスレザーは、靴に詳しく無い人が見ても、靴好きが見ても、良い靴を履いていると思われるのではないでしょうか。
私自身が、ガラスレザーのピカピカ感がとても好きなのですが。
先輩のひとこと
「2504と04NRの蘊蓄など、リーガル好きの後輩の愛が伝わる内容でした。ガラスレザーはエイジングが楽しめないという意見もあるけれど、"ガラスレザーなりのエイジング"もあるのかなと思ってます。それに実用面では頼りになるので1足は欲しいですね。」
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