どうも、先輩です。
突然ですが、皆さんは痛くて履かなくなってしまった靴はございますでしょうか。
ネットで買ったは良いがサイズが合わず履けなかった靴、修行期間を考慮して小さめのサイズを選んだが思ったよりも伸びず結局履かなくなってしまった靴...etc
革靴好きの皆さんなら、何度かこのような靴との出会いを経験されているのではないでしょうか。
そのような靴は泣く泣くメルカリで売るか誰かに譲るかといった選択になるかと思います。
でも、デザインが気に入っていたり、限定の素材を使っていたり等、手放したくない靴ってありませんか?
革靴ブロガーとしてそんな革靴たちを救いたい。
そう思い、今回はちょっと前に購入したシューズストレッチャーなるものを紹介したいと思います。
シューズストレッチャーって?
これ。
ん、何これ?って感じですよね。
見た目はあまり良くはありませんが、これが多くの革靴たちをそして革靴ラバーを救ってくれるはずなのです!
使い方
シューツリーのように革靴に入れます。
黒い部分を回すと縦方向のサイズ調整、金属の部分(フックのような部分)を回すと横方向のサイズ調整ができます。
また、拡張用のダボ(黒い付属パーツ。15個あり。)を差し込むと、親指や小指等、特に伸ばしたい部分を伸ばすこともできます 。救う靴 オリエンタル タッセルローファー BLACKWELL2
今回救いたい靴は、こちらのオリエンタルのBLACKWELL2というタッセルローファーになります。見てのとおり何と可愛らしい見た目。タッセルローファー良いですよね。
サイズは5ハーフ(23.5㎝程)でウィズはE。グッドイヤーです。
木型はオリエンタルのアイコンシューズ、アルバースと同じ419です。
こちら、メルカリで購入しました。
オリエンタルの靴を買うのはこの靴が初めてでしたが、スコッチグレインの24cmで少し大きく感じたので、履けなくは無いかなと思い購入。
しかし、いざ届いてみると裸足で何とか履けるくらい小さい…(メルカリあるある)
そこでスコッチグレインのプラスチックのシューキーパーで伸ばしました。
すると薄手の靴下で履けるくらいのレベルに。
馴染めばもう少しフィットするようになるかなと思い、暫くこの状態で履き続けました。
因みにオリエンタルは最初から履き心地が良い靴造りを目指しているため、サイズ感が大きく変化することは少ないそうです。(“苦痛にならない革靴”というブランドフィロソフィーに反する履き方をしてしまいすみません…)
一年近く履きまして…
踵のフィット感等はかなり良い感じなのですが、気になる点が一つ…
それは親指が当たることです。
これは単純にサイズが小さく足長が足りていないため。
ただシューキーパーで更に伸ばしてしまうと、ローファーのため踵が抜けてしまうというジレンマ。親指さえ何とかなれば、最高な履き心地になるのに…
そんなときに見つけたのが今回紹介するシューストレッチャーです。
こちら、使い方のところで説明しましたが、ダボを使うと部分的に伸ばすことが可能。
今回は親指辺りを伸ばす目的でこのシューストレッチャーを使ってみようと思います。
実際に使ってみた
親指あたりにダボバーツを一つ付け、縦方向には伸ばさないよう気を付けつつ、横方向のみ伸ばすようにしてみました。
左がシューストレッチャーを使った方で右は何も入れてません。写真では分かりづらいですが、左の方が若干横に伸びており、その分高さも低くなっているように見えます。別の角度から。若干横に拡がってるのが分かりますかね。 |
分かりにくいですが、ダボを使ってるため矢印のあたりが少し盛り上がっています。 |
絶対使い方を誤っていると思いますが、このようにフックを使い靴を飾ることもできます。 |
この状態で半日放置。事故るのが怖かったので、早めに履き心地を確認しました。
すると、確かに若干親指にゆとりを感じましたが、もう少し伸ばしても良さそう。
そこで、少し圧をかけてもう半日放置してみました。
半日経過後もう一度試してみたところ、かなり良い感じになりました。
ただまだ伸ばしても良さそう。
しかし、ここで少し慎重になり、一旦この状態で暫く履いてみることにしました。
履いていく中で、違和感を感じたら再度伸ばしてみようと思います。
まだ数回しか履いていませんが、使ってみて、実際かなり履き心地は改善したと思います。
もし、サイズが小さく手放そうとしている靴をお持ちでしたら、是非試してみてください!
後輩のひとこと
「私もサイズピタピタの経験あるので分かります…。オリエンタルのこのローファー、いい靴なのでストレッチャーで快適に履けるようになるといいですね。後はデリクリを塗ってストレッチするのもありですね。」
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