どうも、後輩です。新しくブーツを買ったので紹介します。ダナーのケーヴトゥルーパーというモデルです。スニーカー感覚で履けるマウンテンブーツです。
私はもともとブーツには短靴ほど関心が無いのですが、大学生時代には、ドクターマーチンのマウンテンブーツを履いていました。赤紐の、全体はライトブラウンのマウンテンブーツです。あの頃、そもそも靴自体2,3足しかない状態で、一足がマウンテンブーツというのは結構攻めてたなあ、と思いますが、大学がほぼ山の中でしたので、マウンテンブーツを毎日履くのにはふさわしい環境でした。中々良いチョイスだったと思います。
確かそのマーチンのブーツはシュープラザか何かのアウトレットで8,000円で購入、4年間履いて古着屋で3,000円で売れましたので、かなり良い買物でした。手放した後悔も少しあるのですが、革の質感が左右で差異が大きかったのと、少しサイズが合わず踵が痛かったのが気になり、あの時は手放しました。今思うと左右の革の質感違いは逆に愛すべきポイントですし、踵もインソールでどうにかなるレベルでした。
こんな感じで、昔履いていたマウンテンブーツは思い出がたくさんあり(履き心地は痛くて固かったので良い思い出ばかりではない)、語らせると長くなります。
この間ふとそのマーチンのブーツが懐かしくなり、またマウンテンブーツが欲しくなったのです。
新しく買ったダナーのブーツ、これの最初に目に留まる特徴は、クイックレース。
マウンテンブーツが履きたいだけで、私の生活でブーツを履く必要性は全くありません。なのであくまで街用、と考えたときに、履くのが面倒で履かなくなる、というのは避けたいのでこれは嬉しい機構です。赤紐のブーツもかっこいいんですけどね…。
サイドにはダナーのロゴ。全体は落ち着いたブラウンです。
革は、カウハイドレザーのヌバックです。ヌバックは私にとって初めてで、起毛革なのでほぼスエードと同じだろう、と思っていたら全然違いました。パッと見、表皮かなと思うくらい、起毛感は少ないです。むしろシボ革に近い印象があるのですが、お手入れ方法はスエードと同じになりますので、ブラッシングで済むのは楽ですね。
もともとスエードが良いなあと思っていたのですが、街用のブーツだったらこちらの方がスマートかもしれません。どうでしょう。そんなことないか。
シューレースとシュータンの間には、シュータンを傷めないようフォルスタンというものが挟まっています。フォルスタン、初めて知りましたが、シンプルなデザインですし、靴紐の跡は結構気になるので、これも良い機構ですね。
履き口はめっちゃ柔らかいです。
インソールはオーソライトが使われています。
オーソライト、リーガル等も採用してますよね。
ハイテクなブーツです。
そしてアウトソールはビブラム!
このブーツ、めちゃくちゃスニーカーっぽい柔らかい履き心地なのですが、このソールを見ればそれも納得です。
インソールのオーソライトと、アウトソールのビブラムで、ほんとに履きやすいです。
かつて、ABCマートのダナーフィールドを試し履きしたときは、しっかりブーツの感覚で固くて重いなあ、と思ったのですが、このケーヴトゥルーパーはそれに比べるとかなり柔らかく軽く感じます。
最後、全体的な印象ですが、スマートさがあり、一方で男らしさがありますので、かなり気に入っています。当初考えていたのは、赤紐・ライトブラウンスエード・マウンテンブーツでしたが、ちょっとそれは理想主義的でしたね(見た目、使い勝手、予算などもろもろ)。
以上、ダナーのケーヴトゥルーパーの紹介でした。
お値段は33,000円で比較的お手頃ではないかと思います。本格的な山用のブーツでは無いですが、普段から気軽にマウンテンブーツを履きたいという方におすすめです。
秋冬、たくさん履きたいと思います!
STUMP TOWN ダナー ケーヴ トゥルーパー
先輩のひとこと
「マウンテンブーツへの思い入れがあるのは意外でした。ヌバック素材の靴は一足も持ってないのでケアの仕方やエイジング等が気になるところ。確かに写真だとシボ革っぽい!無骨なイメージのあるマウンテンブーツですが、タウンユースを意識した仕様がみられ、これから寒くなったら出番が増えそうだね。」
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