手持ちのシェットランドフォックス、インバネスを紹介します。
こちらは使用数回のものをメルカリで購入しました。かなり状態が良くて当たりでした。購入して5,6年は経っているかと思います。
ベランダで撮影
ストレートチップは年々履く回数が減っています。結婚式ではこれを履いていきますが、普段の仕事ではなかなか選ばなくなっています。ストチよりも"かしこまらない"革靴を選びがちなので、一張羅的な立ち位置になりつつあるこの靴。
そういえば、今年度異動があったのですが、異動先の上司はスニーカー派でした。昨今の風潮もあり、革靴がスニーカーに押されていることを、考えないわけにはいきませんね。時代は変わるのです。小さなレジスタンスとして、今朝はウォーキングをミヤギコウギョウのUチップでしてきました。
このインバネスは色デザイン違いで2足持っています。黒茶セットで革靴を持ったのはこれが最初ですね。
インバネスは現在、シェットランドフォックスの日比谷店限定モデルになっているかと思いますが、他の革靴ブログさんでもよく紹介されています。それに比べるとインバネスの後継で現行のドレイトンは、私のリサーチ不足かもしれませんが、あまり記事が見つかりません。どんな感じの靴か気になっているのですが。
スマートなフォルム
レザーソールですが、ソールのケアまで行えなかったので写真は割愛。
革はアノネイ社のボカルー(のはず。)。硬めのしっかりした革で、5年経過してもやれた感じがありません。
土砂降りでも結婚式はこれを履いていくので雨に振られたことが何回かあり、多少革のザラつきは見られますが、あまり気にしていないのでメンテには至ってません。
クリームはブートブラックの黒を使っています。
この靴はトウが上を向いています。履きやすさ歩きやすさのため、そういう設計で作られているようです。
これを履いてスコッチグレインのアシュランスを履くと、スコッチグレインの底が真っ平らで違いが顕著です。シェットランドフォックスはコストをかけてそういう整形をしていると思いますが、スコグレの素朴な感覚もたまに履くと気持ちよく感じます。
シェットランドフォックスは踵が小さめと言われることが多いです。私は踵の骨が出っ張っているので、「踵の吸い付くようなホールド感」がどんなものか分からないのですが、確かに小さい気はします笑。
全然薄くならないロゴ
デフォルトの紐は蝋引きでカチコチで、個人的には使いやすい
私にとってこの靴がほぼ最初のドレスシューズだったので、インソールを初めて見たとき「靴底丸出しじゃん、こんなものなのか」と思ったのが懐かしいです。
後になって、ヌメ革が靴内部の湿気を吸収するため、あえて露出させてていることを知りました。しかもこちらの方がフルソック(全敷き)より滑りにくいですね。
〇履き心地・サイズ感
履き心地は、結構硬めのショーンハイト(既成)、柔らかい履き心地のMiyagi Kogyo(既成)の中間だと思います。
もう履き慣れているはずなのですが、日によって、小指が当たります。それ以外は快適です。
サイズは24cmを履いています。
履く回数こそ少なくなっていますが、私の中ではこのインバネスが、そのオーソドックスさ故に、革靴の基準になっています。
名前がカッコイイので、時々呪文のように「シェットランドフォックスインバネス・ストレートチップ・アノネイのボカルー」とつぶやきます。
先輩のひとこと
「履き心地の基準となる靴があるのは大事なことだね。それがストチなのも革靴好きっぽい。そして、シェットランドフォックス、写真でも伝わるクオリティの高さ。実はちょっと気になるブランドでもあります。」
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