WESTON VINTAGEって何ぞや…? 新宿伊勢丹メンズ館のJ .M .WESTONのポップアップストアに行ってきました。

2024年5月3日金曜日

J.M.WESTON 先輩

 どうも、先輩です。


先日、あの「J .M .WESTON」のポップアップストアに行ってきた。





所有靴のほとんどが国内ブランドである私にとってあまり接点のないブランドだが、革靴界隈だけでなくファッション界でも知名度の高いJ .M .WESTON。価格帯も薄給サラリーマンには近づき難い設定(ゴルフが税込17万…だと…?)だが、今回のポップアップストアで気になる企画があったため、興味本位で行ってみた。

その企画とは、「WESTON VINTAGE」。

ウエストンファンには今更何をと言われてしまいそうだが、WESTON VINTAGEの存在を私はつい最近知った。

WESTON VINTAGEについて簡単に説明すると、公式が修理したセカンドハンド品のこと。具体的には、全世界のウエストンの直営店で下取りした靴を、フランスのリモージュにある自社工場に集め、純正パーツを用いオールソールしたもの。そして極め付けは、WESTON VINTAGEというロゴがついた全敷のインソールにより新たな靴に生まれ変わるということ。

あれ、この取り組みなんかどこかで聞いたことがあるような…




そう、REGAL VINTAGEですね。(こちらの記事参照。)

おそらくウエストンの方が先にやっているかと思いますが、日本のREGALでも同じような取り組みをしております。

どちらが先に始めたかはここでは一旦置いておいて…ウエストンのヴィンテージや一点ものと聞いたら革靴ブロガーとしては無視できないでしょう…!そして図らずもGW期間で休みを取っていたので、気づいたらイベント初日に新宿伊勢丹メンズ館に向かってました。(なお、お金はない。)


当日の様子

イベント初日の午後2時半頃、ポップアップストアに到着。午前中にあった抽選でこの時間帯の枠は埋まってしまったみたいで入れず。ただ、遅い時間であれば入れるようで、23番と書かれた整理券を渡された。

整理券
店員さんによると、午後4時くらいには案内できるとのこと。そこで新宿の街を暫くぶらつくことに。


めちゃくちゃ脱線しますが、待ち時間に食べた
ル・モンドのステーキがリーズナブルで美味しかったです。

ステーキを食べて暫くすると、思ったよりも早い午後3時半過ぎには案内メールが届いたので急いで向かう。

高まる気持ち

お店に到着すると番号を呼ばれた人の列ができており、実際に案内されるまで15分くらいは待ったかも。

店員さんから待ち時間の水分補給にとエビアンをもらった。こういう気配り、流石ですね。

そして、自分の番になり中に入る。

ポップアップストア会場
ヴィンテージは表に出ているだけでも50足以上。
革靴好き、ウエストン好きには垂涎の光景。

こちらはヴィンテージではなく、限定オーダー品のゴルフ。ウエストンでは珍しいコードバンを使用。色は写真のネイビーの他、黒とバーガンディの3色。
価格は目を疑う三十万円越え…!
同色同素材のシグネチャーローファー。とても綺麗な色ですね。どんなエイジングになるか気になるところ…

お客さんは他に5〜6人くらいいたかも。

中に入ると早速店員さんが一人付いてくれた。

気になるものを聞かれたため、シグネチャーローファーの黒か茶をお願いした。

これまでウエストンを所有したことがない旨伝えると、足のサイズを測ってくれ、在庫で合いそうなものをいくつか探してきてくれた。

最初に勧めてもらったのが、サイズが4でウィズがEとDの2足。いずれも色は黒。

店員さんによると、キツいくらいで徐々に慣らしていくのがおすすめと。いわゆる「修行期間」を考慮したサイズ選び。履いてみると両者とも全体的にかなり圧迫感あり。

確かにウエストンは堅牢な革を使っているので、苦しみながらも徐々に馴染ませて履いている人が多いイメージがあるが、個人的にはそこまで苦しんで履きたくはない。それにセカンドハンドということもあって革も多少馴染んでいるだろうから、勧めてもらったものよりもハーフサイズあげたい気持ちに。(完全に買う人のマインドになっているが大丈夫…?)

4ハーフの在庫の有無を聞くとメンズのEとレディースのEをそれぞれ出してくれた。色はこちらも黒。メンズとレディースでは木型が若干違うとのこと。

まずメンズを履いてみるとハーフサイズ上げただけで踵が抜けてしまった。これじゃない感。

一方でレディースの方はとてもしっくり来た。(まずい、欲しくなって来ている…)

ただ色はブラウン、出来ればメンズでしっくりくるものが欲しかったので、メンズのブラウンがなければ今回は諦めようと自分に言い聞かせる。

幸か不幸か、ブラウンはサイズが合いそうなものがないとのことで、今回は購入に至らず。(その他、ネイビーの4か4ハーフのCがあるとのことでした。周りの試着中の靴を待てば、もしかしたらサイズあるかもなので本当に欲しければ待つのも一つだと思います。)

ただ、セカンドハンドとはいえ公式によるメンテ済みのウエストンが新品定価の半分程度で買えるのは相当魅力。(それでも靴としては十分高いが…) 状態も、履き皺がほとんどないようなものもありサイズや好みが合えば今回の企画は絶好のチャンスかと思います。(定価も上がる一方ですし…)


参考までに価格表はこちら。ハーフハントがお手頃に感じる不思議。

今後も企画としては継続されると思うので、機会があればまた覗いてみたいと思いました。(ウエストン、リーガル以外にも同じような企画あるのかなぁ…)


なお、今回ウエストンヴィンテージを見送った理由が実はもう一つありまして、最近とある靴をパターンオーダーしたばかりなのです…!そちらについてはまた後日記事にできたらなと思います!


後輩からのひとこと
「ル・モンドのステーキめちゃくちゃ美味しそうですね。今度行ってみようと思いました。
ウエストン、調査お疲れさまです。照明がお洒落ですね。ウエストンビンテージありです。」




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