どうも、先輩です。
今回はベルトの紹介。
みなさんも、「黒の革靴には黒のベルト」、「ブラウンの革靴にはブラウンのベルト」といった具合に、レザーアイテムの色は基本的に揃えていらっしゃるかと思う。
更に一歩踏み込むと、「スエード靴ならスエードのベルト」と素材感もできれば統一感を待たせたい。
そうなってくると一つ問題があって、革靴の色や素材を増やせば、その靴に合うようなベルトをその都度探さなければならなくなってしまう。(そう。沼です。)
そのため、ベルトもなるべく安く手に入れたい。そしてできれば良いものを。
そんなときに個人的におすすめなのがバーウィックのベルトである。
バーウィック(正式名称はBerwick1717)はご存知の方も多いかと思うが、3万円台で本格革靴が購入できる、とてもコスパの良いスペインのシューズブランド。
実はバーウィックの革靴自体は一足も持っていないのだが、そのコスパの良さから、革靴に興味を持ち始めたときからずっと気になっていたブランドの一つである。
バーウィックの良さはコスパだけでなく、そのデザインや木型の豊富さ。スペイン発のブランドだが、日本人向けの木型も開発しており、ソールの選択肢も多い印象。オンラインショップで靴を眺めるだけでも楽しいです。
そして、今回紹介するベルトのように、シューツリー等の小物もかなりリーズナブルな価格で提供している。
というのも、バーウィックは靴の生産と同時にベルトの裁断も実施し、裁断ロスを極限まで減らした上でベルトを製造しているらしい。ここ最近は、こうしたサスティナブルな取り組みをメーカー側も意識しているのでしょう。
また、革もデュプイ社やチャールズ.F.ステッド社など有名なタンナーの革を使用。バーウィックで革靴を購入する際は、同素材のベルトも見てみると良いかもですね。
なお、私は過去にバーウィックのベルトを黒とバーガンディの2色購入している。値段は7,000円弱と記憶しているが、今はもう少し値上がりしているかもしれない。
ベルトだがしっかりした箱に梱包。 靴はグッドイヤーのものが中心なので「GOODYEAR WELTED QUALITY SHOES」の文字。 |
黒の方は、デュプイ社のボックスカーフを使用。
一方で、バーガンディの方はスペインのタンナーであるピクーサ社のロイスレザーというものを使用しておりこちらは初めて聞いた。
また、黒とバーガンディで太さを変えている。
一般的には、細い方がドレス寄り、太い方がカジュアルよりの印象があると思う。
黒はドレスシューズに合わせることを想定し、細めのものを選んだ。黒のカジュアル靴も持っているが、カジュアル靴を履く場合はベルトなしかベルトが見えないことが多いのでそこまで意識しなかった。
一方で、バーガンディの方は、こちらの記事で紹介したリーガルヴィンテージのコードバンを意識。この靴はウイングチップでカジュアル寄りなので、ジャケパン等で合わせることを想定し、黒よりも太めのものにした。また、コードバンのツヤに合うように、コーティングレザーをチョイスした。(ベルトもコードバンにするという選択肢もありましたが、価格が上がってしまうのでこの点は妥協しました…)
購入したものを実際にリーガルヴィンテージと合わせて見ると、若干色味は異なっていたのだが、ツヤ感は合うのでまあ良いかなと思った。
その他、バックルの形が多少違うが、これは誤差の範囲。
しばらく使って思ったのはやはり黒のボックスカーフの方が、しなやかで高級感があるということ。バーガンディの方は、コーティング独特の肌触りであり硬く、ガラスレザーによくみられるようなスレ傷がつきやすい印象。個人的にはボックスカーフの方がおすすめ。
裏側もしっかり本革。「MADE IN SPAIN」の文字。 |
今年に入ってから、オリエンタルの黒スエードのチャッカブーツを購入したので、黒スエードのベルトも欲しいのだが、多分それもバーウィックで買うかも…
以上、バーウィックのベルトが良い感じというお話でした。
後輩の一言
「ベルトってどこのものが良いのか分からないなあと思っていたので、参考になりますね。靴に対応させてベルトを買いたくなるの、同感です!!」
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